2009-01-01から1年間の記事一覧

間違いだらけのエコ生活

間違いだらけのエコ生活作者: 武田邦彦出版社/メーカー: 主婦と生活社発売日: 2008/08メディア: 単行本 クリック: 40回この商品を含むブログ (9件) を見る テレビつけても新聞見ても、世の中に「エコ」が溢れている。ものを大事にするのは良いことだけど、こ…

焼かれた魚

焼かれた魚作者: 小熊秀雄,新田基子出版社/メーカー: 創風社発売日: 1997/01メディア: 大型本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 皿の上で、故郷の海を恋しがってさめざめと泣いている、焼かれたさんま。さんまは自分の頬の肉と引き替えに、ね…

本屋さんの本。

新世紀メディア論-新聞・雑誌が死ぬ前に作者: 小林弘人出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2009/04/03メディア: 単行本購入: 33人 クリック: 575回この商品を含むブログ (92件) を見る 人からこの本を薦められた。面白そうだけど未入手。 考えてみると、書店…

ほんとうに大事なものを、目に見せるには。

金曜日に岡山市立図書館の監査報告書を読んで、ショックを受けた。 岡山市の図書館は使ったことない。だから実際のところは知らない。図書館のサービスがへっぽこなのかも知れないし、逆に監査人がへっぽこで正しく評価できてないのかも知れない。あるいは、…

最近読んだ本。

行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)作者: 友野典男出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/05/17メディア: 新書購入: 35人 クリック: 411回この商品を含むブログ (197件) を見る 経済学を初めてかじった時。世の中の動きを理論で説明できる、…

近世大阪の歌舞伎・能の装束

とある事情から、こういうことを調べる必要に迫られた。Let'sセルフレファレンス。 ちなみにこれは自宅で調べてる、ということに注意。必須の参考図書とかあっても、家には置いてないからね。 大阪のことは大阪市に聞け。 大阪市立図書館のホームページをチ…

千代田区立図書館のトイレの張り紙。

インフルエンザ騒動で、あちこちの図書館に注意喚起の張り紙が出ているらしい。それを聞いて思い出したこと。 一年ほど前、話題の千代田区立図書館に行った。 オシャレで使いやすそうな内装に興奮したり、美人コンシェルジュさんの対応に萌えたり、Web図書館…

びっくり。

本日、アクセス数が突然10倍以上に跳ね上がっててたまげた。なんじゃこりゃ。 カウンターを見ると、ほとんどの人が検索語「ベロ出しチョンマ」で来ている。 あー、そういうことですね。合掌。。。

短大図書館を見て。

とある短大の図書館を見せていただく機会があった。感想など*1。 短大の図書館を見るのは初めての体験。普段使っている市立図書館と、広さはあまり変わらない。が、書架の雰囲気が違う。大学図書館とも違う。 最初の印象は「本屋みたいだ」。別に並んでる資…

で、落ちは?の効用

大阪人はちょっとした話にもいちいち落ちを求めると言われる。一般的かどうか知らないが、確かにしゃべってると「で、落ちは?」と聞いてくる人はいる。この台詞「お前の話つまらん」と同義語であることが多いので、日常会話の中でやられるとイラッとくるこ…

漂流系3冊

最近読んだ本2冊と、ちょっと前に読んだ本1冊。ある漂流者のはなし (ちくまプリマー新書(014))作者: 吉岡忍出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/06/06メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (10件) を見る 37日間の漂流から生還した人へのイ…

眠れなくなる宇宙のはなし

眠れなくなる宇宙のはなし作者: 佐藤勝彦出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2008/06/21メディア: 単行本購入: 26人 クリック: 640回この商品を含むブログ (49件) を見る 宇宙とは何か?についての人間の考え方を、古代から最先端まで紹介した本。 途中までは割…

ウチのシステムはなぜ使えない

ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 (光文社新書)作者: 岡嶋裕史出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/03メディア: 新書購入: 5人 クリック: 220回この商品を含むブログ (93件) を見る 最近ちょっとだけシステムの勉強をしたので、色々参考に…

男はなぜパンツ一丁で郵便局に押し入ったのか

男はなぜパンツ一丁で郵便局に押し入ったのか トンデモ裁判傍聴レポート作者: 産経新聞社会部取材班出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/11/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 39回この商品を含むブログ (9件) を見る 強烈なインパクトのタイトル。「…

初めての方への広報。

GWで帰郷した友人と飲んだ。 友人はこの春、転勤のため引っ越したばかり。最近は周りに遊ぶ場所が少ないこともあって読書三昧の日々という。元々よく本読む人だが「改めて本読む楽しみに目覚めた。でも田舎だから本屋に行くのも大変だし、金がかかるんだよね…

「溜め」を実感する。

先日、風邪にやられて寝込んだ*1。 寝込むと、生活のあちこちにほころびが出る。温かくて栄養のあるものが食べたいのに料理する体力がない。仕方なく加工品を買うと割高につく。熱が出れば買い物に行けないから物資も不足する。滝のように鼻水が出るのに、テ…

盲目の時計職人

盲目の時計職人作者: リチャード・ドーキンス,日高敏隆,中島康裕,遠藤彰,遠藤知二,疋田努出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/03/24メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 112回この商品を含むブログ (50件) を見る タイトルは盲目だけど、もうめくるめく…

理系と、理系の、理系とは?

ちょっと前に読んだ本も含めて、まとめて紹介。理系クン作者: 高世えり子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/08/22メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 97回この商品を含むブログ (66件) を見る 恋愛もしくは異文化理解のお話。 というより、恋愛すなわ…

プルートウ

PLUTO (1) (ビッグコミックス)作者: 浦沢直樹,手塚治虫,長崎尚志出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/09/30メディア: ペーパーバック購入: 3人 クリック: 92回この商品を含むブログ (645件) を見る 7巻まで一気読み。子どもの頃に元ネタの「地上最大のロボ…

司書であり、おかーちゃんであること。

初トラックバックにうろたえているばかりでは何なので、改めて仁義を切ってみる。 多分id:yoshim32さんがうちのような零細ブログに来られたのは、自分が突如あちらの記事に星をつけたからだろう。 実は、はてなのコミュニケーション機能の使い方がよく分から…

初トラックバック。

何気なしにメモした記事に、思わぬ反響をいただいてしまった。 嬉しいのだけど、なんと言っても元が聞いた話で、自分の頭と体で考えついたことじゃないので申し訳ない。スミマセンすみません。どきどき。

ドット・コム・ラヴァーズ

ドット・コム・ラヴァーズ―ネットで出会うアメリカの女と男 (中公新書)作者: 吉原真里出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/06メディア: 新書購入: 6人 クリック: 45回この商品を含むブログ (41件) を見る ブログで紹介されているのを見て購入。本を開…

レファレンス雑考。

レファレンスについて、とある先生にお話を聞く。備忘メモ。→以下は自分の感想。 ・レファレンスは遠隔研修に向いている。 第一に、そもそも質問・回答というコミュニケーションが基盤になっているので、ウェブ上でもやりやすいこと。 第二に、課題を解決し…

ベロ出しチョンマ

ベロ出しチョンマ (理論社名作の愛蔵版)作者: 斎藤隆介出版社/メーカー: 理論社発売日: 1967/01メディア: ?購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (2件) を見る 子どもの本だとなめてたら、やられた。 まず言葉。案外難しい言葉も容赦なく使ってある…

「貧困」を考えるための2冊

恒産なければ恒心なし。貧すりゃ鈍す。 子どもの頃この言葉を知った時は「そこまで言わなくてもなぁ」と反発した。お金が無いからと言って人格まで否定しちゃいかん。という考えが漠然とあったんだろう。 でもこの言葉の本当の意味は「貧しさは人格までダメ…

ブログ道

ブログ道作者: 久米信行出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2005/12/23メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 11回この商品を含むブログ (29件) を見る タイトルのとおり、ブログを書くことを「道」と考えて、その心得を説く本。 実名はもちろん出身地も…

桜の上と下にある現実。

昨日、大阪の桜ノ宮に行ってきた。淀川べりの桜は満開ではないけれど、8分咲きでなかなか見事だった。うららかな日曜日、当然花見客がわんさか。バーベキューの匂いが漂い、騒いでいる学生、賑やかな中高年団体、おとなしくサンドイッチ食べているカップル、…

バイオスフィア実験生活

バイオスフィア実験生活―史上最大の人工閉鎖生態系での2年間 (ブルーバックス)作者: アビゲイルアリング,マークネルソン,Abigail Alling,Mark Nelson,平田明隆出版社/メーカー: 講談社発売日: 1996/11メディア: 新書購入: 13人 クリック: 297回この商品を含…

またまたへんないきもの

またまたへんないきもの作者: 早川いくを,寺西晃出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2005/12/10メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 38回この商品を含むブログ (90件) を見る 電車内で読んでいて、危うく吹き出しそうになること数回。 写真でなく、写実的だ…

調査研究報告会「電子書籍の流通・利用・保存」

大分前の話だけども。これを聞いてきた。最後の質疑応答が刺激的だったので、ちょこっとメモ。→以下は自分の感想。・電子書籍が日本で根付かない理由。コンテンツを持っている出版社が端末の開発に主体的に関わろうとしていない。メーカー任せ。また、コンテ…