- 作者: 浦沢直樹,手塚治虫,長崎尚志
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/09/30
- メディア: ペーパーバック
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元ネタのさりげない場面やエピソードが、あちこちに別の形で出てくる。7巻、エプシロンの腕のエピソードが自分には最大のツボ。普通に読んだ後「あっこれは元ネタのあの場面、こういう風に持ってきたか!」とテンション上昇。
イラク戦争の要素が大きな根っこになっているけれど、これも元ネタでは「没落したある国のスルタン」だった。なるほどこんな風になりましたか、と舌を巻く。
もちろん元ネタを知らなくても楽しめるし、後から元ネタを読むのも楽しいと思う。次巻で完結だというが、楽しみなような、ちょっと残念なような。
映画化しても面白そう。ただし敵側?のロボットが、口の中から大量の○○を吐き出す場面、ここだけは実写化しないでほしい。静止画でもイヤすぎる。
関係ないが、Amazonで1巻〜7巻を並べてみると、同じシリーズなのにずいぶんタイトルが割れていることに気付く。サブタイトルがあったりなかったり、「ビッグコミックス」と「ビッグコミック」だったり。Amazonの書誌データってどうなってるのかしらん?