動画による図書館関連セルフ研修

(2020/05/06時点*1) コロナお見舞い申し上げます。 降ってわいた自宅軟禁状態、どうせならこの機にオンラインで研修を受けるのも一興。ということで、いろいろ探してみたメモ。 「読む」情報源は沢山あるが、ここでは動画やオンラインコース等、あえて映像…

映画「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」を見てきた。

話題になっていた映画。先日ようやく機会があって、見てきた。感想など。 感想その1:よくここまで見せたな@ユーザ まず驚いたのは、思った以上にナマの図書館、特にユーザの表情を写していること。 たとえばレファレンスカウンターでのやりとり。自分の家…

大阪市立図書館×映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』トークイベントに行ってきた。

こういうのに行ってきた。 大阪市立図書館×映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』トークイベント「借りるだけではもったいない!『もっと』使える!図書館」 【内容】 1.映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』予告編とダイジェスト上…

こども本の森関連ニュース(2019年2月現在)

2018年7月にまとめたこの件。 その後色々と動きがあったようなので、再びまとめてみる。 2018年9月28日:高書架の安全性に関する市民からの意見と、その回答。 大阪市:「(仮称)こども本の森 中之島」について (…>お寄せいただいた「市民の声」>文化・ス…

公開シンポジウム「古典は本当に必要なのか」を聴いて、おもうこと。

かのシンポジウムを聴いて、色々と考えた。また終了後にも、色々な考察がネットで表白されていて*1、目にする都度「なるほど、そうかぁ」といちいち蒙を開かれている。かといって流されるだけではとりとめがないので、未熟なりに自分の思ったことも書き留め…

明星大学日本文化学科公開シンポジウム「古典は本当に必要なのか」を聴いた。~後篇

前回の続き。前回同様、xiao-2の聞きとれた/理解できた/書き留められた/覚えていた範囲。敬称は「氏」に統一。論理が飛んだり意味不明なところはだいたいxiao-2の能力不足なので、ちゃんと知りたい人はここから先は見ずに、動画のタイムシフト*1とか、Twi…

明星大学日本文化学科公開シンポジウム「古典は本当に必要なのか」を聴いた。~前篇

こういうのを聴いた。 明星大学日本文化学科公開シンポジウム「古典は本当に必要なのか」2019年1月14日(月・祝) 【パネリスト】猿倉信彦(某旧帝国大学 某研究所 教授)、前田賢一(某大手電機メーカー OB)、渡部泰明(東京大学 教授)、福田安典(日本女…

KU-ORCAS講演会「(東)アジア研究×図書館×デジタルヒューマニティーズ」に行ってきた。〜その5

その1、その2、その3、その4の続き。以下はxiao-2の聞きとれた/理解できた/メモできた/覚えていた範囲でのメモ。項目立ては適当。敬称は「氏」に統一。誤記・誤解ご容赦。特にディスカッションはメモが追い付かなかったので、議論がかみ合ってないように…

KU-ORCAS講演会「(東)アジア研究×図書館×デジタルヒューマニティーズ」に行ってきた。〜その4

その1、その2、その3の続き。以下はxiao-2の聞きとれた/理解できた/メモできた/覚えていた範囲でのメモ。項目立ては適当。敬称は「氏」に統一。誤記・誤解ご容赦。 京都大学人文科学研究所東アジア人文情報学研究センター 安岡孝一氏「デジタル図書館とし…

KU-ORCAS講演会「(東)アジア研究×図書館×デジタルヒューマニティーズ」に行ってきた。〜その3

その1、その2の続き。以下はxiao-2の聞きとれた/理解できた/メモできた/覚えていた範囲でのメモ。項目立ては適当。敬称は「氏」に統一。誤記・誤解ご容赦。 関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)*1 菊池信彦氏「関西大学KU-ORCASによ…

KU-ORCAS講演会「(東)アジア研究×図書館×デジタルヒューマニティーズ」に行ってきた。〜その2

その1の続き。以下はxiao-2の聞きとれた/理解できた/メモできた/覚えていた範囲でのメモ。項目立ては適当。敬称は「氏」に統一。誤記・誤解ご容赦。 東京大学附属図書館U-PARL 永井正勝氏「東京大学附属図書館U-PARLの活動と研究図書館としての漢籍デジタ…

KU-ORCAS講演会「(東)アジア研究×図書館×デジタルヒューマニティーズ」に行ってきた。〜その1

こういうのに行ってきた。 2018年8月9日(木) KU-ORCAS講演会「(東)アジア研究×図書館×デジタルヒューマニティーズ」 http://www.ku-orcas.kansai-u.ac.jp/news/20180612_113/ 登壇者: ハーバード・イェンチン図書館 マクヴェイ山田久仁子氏 東京大学附…

大阪市の新図書館パブリックコメント募集中

こんなのを見つけた。 大阪市ホームページ|(仮称)こども本の森 中之島」施設基本方針(素案)についてのパブリックコメントを実施します(平成30(2018)年6月29日付) http://www.city.osaka.lg.jp/templates/jorei_boshu/keizaisenryaku/0000440070.htm…

阪南市立図書館へ行ってきた。

機会があって、大阪の阪南市立図書館*1へ行ってきた。2018年3月某日、いち利用者としてのレポート。 アクセス、周辺環境 南海電鉄尾崎駅から歩いて5分ほど。道路は2車線、歩道との間には路側帯のみ。両側に飲食店や家具屋などが建ち並ぶ。ただし空きテナント…

日本図書館研究会第335回研究例会「雑誌の図書館 大宅壮一文庫の成り立ちとこれから」に行ってきた。

こういうのに行ってきた。 2018年1月27日(土)日本図書館研究会第335回研究例会 発表者:鴨志田浩氏(公益財団法人大宅壮一文庫事務局) テーマ:雑誌の図書館 大宅壮一文庫の成り立ちとこれから http://nal-lib.jp/events/reikai/2017/335invit.html 大宅…

2018年の始まりに。

生きてます。…ということを書くためだけに更新。振り返ればなんと1年ぶり。 2017年は、2月以降一度もブログを書かなかった。書けないので書かないのか、書かないと書けなくなるのか分からないが、書きたくならない。イベントの類に行くことが少なかったし、…

明星大学日本文化学科国際シンポジウム「世界の写本、日本の写本」を聴いた。〜後篇

前回の続き。引き続き、xiao-2の聞きとれた/理解できた/メモできた/覚えていた範囲でのメモ。敬称は「氏」に統一。 休憩を挟み、後半。ディスカッサント(討論者)からのコメントと質問。 入口敦志氏(国文学研究資料館 准教授) 今日の話は、デジタル化…

明星大学日本文化学科国際シンポジウム「世界の写本、日本の写本」を聴いた。〜前篇

こういうのを聴いた。 2017年1月9日(月・祝)明星大学日本文化学科国際シンポジウム「世界の写本、日本の写本」 【発表者】野口契子(米国プリンストン大学 司書)、高橋智(慶應義塾大学附属研究所斯道文庫 教授)、松田隆美(慶應義塾大学文学部 教授) …

2016年に、みききし、おもったことども。

年の初めに、ざっくり振り返る。 ブログ状況 更新回数は17回。うち13回がイベントレポート。 読んだもの 世界の辺境とハードボイルド室町時代 世界の辺境とハードボイルド室町時代作者: 高野秀行,清水克行出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: …

日本出版学会2016秋季研究発表会ワークショップ「出版史史料と図書館資料をつなぐための方法論」に行ってきた。〜後篇

前回の続き。引き続き、xiao-2の聞きとれた/理解できた/メモできた/覚えていた範囲でのメモ。敬称は「氏」に統一。 鈴木広光氏(奈良女子大学) ひとつの書物とは何か。記述することの意義*1。 デジタルアーカイブの画像を出版史料として使うためには、何…

日本出版学会2016秋季研究発表会ワークショップ「出版史史料と図書館資料をつなぐための方法論」に行ってきた。〜前篇

こういうのに行ってきた*1。 2016年12月3日(土) 日本出版学会 2016年度秋季研究発表会 ワークショップ第2分科会「出版史史料と図書館資料をつなぐための方法論」 登壇者:中村健(大阪市立大学)、長尾宗典(国立国会図書館)、磯部敦(奈良女子大学)、鈴…

日本図書館研究会第324回研究例会「ウィキペディア・タウンによる図書館の郷土資料活用」に行ってきた。

こういうのに行ってきた。 2016年11月19日(土) 日本図書館研究会第324回研究例会「ウィキペディア・タウンによる図書館の郷土資料活用」 発表者:青木和人氏(Code for山城,オープンデータ京都実践会代表,立命館大学院公務研究科講師) テーマ:ウィキペ…

日本図書館研究会図書館資料保存研究グループ例会「大日本教育会による図書館設立活動」に行ってきた。

こういうのに行ってきた。 2016年11月19日(土) 日本図書館研究会図書館資料保存研究グループ例会 発表者:嶋崎さや香氏(大阪樟蔭女子大学) テーマ:大日本教育会による図書館設立活動 最初に司会による講師紹介。嶋崎氏は、教育界による図書館経営を研究…

岡山市立中央図書館へ行ってきた。〜岡山図書館旅行その1

機会があって、岡山の図書館を見てきた。一つめは、岡山市立中央図書館*1。 以下は2016年8月、いち利用者としてのレポート。 アクセス・周辺環境 最寄り駅のJR岡山駅から路面電車に乗り、清輝橋(せいきばし)で下車。近くの交番で道を尋ねたところ、市立中…

シンポジウム「日本の大学図書館員の論じる世界の大学と図書館 〜6/25開催のシンポジウムを振りかえりつつ〜」に行ってきた。

こういうのに行ってきた。 2016年7月1日(金)18:25〜20:00 「日本の大学図書館員の論じる世界の大学と図書館 〜6/25開催のシンポジウムを振りかえりつつ〜」 http://www.slis.doshisha.ac.jp/event/20160701.html パネリスト 飯野勝則氏(佛教大学図書館) 今…

シンポジウム「ライブラリアンの見た世界の大学と図書館〜図書館利用行動を中心に〜」に行ってきた。

こういうのに行ってきた。 2016年 6月25日(土)15:00〜17:00 2016年度 科学研究費によるシンポジウム「ライブラリアンの見た世界の大学と図書館〜図書館利用行動を中心に〜」 http://www.slis.doshisha.ac.jp/event/20160625.html という訳で、以下はxiao-2…

貸出密度を調べてみた。

はじめに ちょっと前に、こんなニュースを見た。 毎日新聞2016年4月18日地方版 加東市立図書館 貸出密度、日本一V10 14年度は15.8冊 /兵庫 「加東市立図書館の2014年度の「貸出密度」が、人口規模別で10年連続の日本一となった」 そこで加東…

日本図書館研究会第320回研究例会「図書館史料の間歇に関する一検討」に行ってきた。

こういうのに行ってきた。 2016年5月28日(土)日本図書館研究会第320回研究例会 発表者:園田俊介氏(津島市立図書館) テーマ:図書館史料の間歇に関する一検討 http://nal-lib.jp/events/reikai/2016/320invit.html という訳で、以下はxiao-2の聞きとれた/…

大学図書館問題研究会近畿3支部合同例会「オンライン教材,教学IRと大学図書館」に行ってきた。〜その3

ぼけっとしているうち、イベントから早や一ヶ月半。レポートとしては文字通り六日の菖蒲の風情だが、そんなことにはめげずに前々回、前回の続き。xiao-2の聞きとれた/理解できた/メモできた/覚えていた範囲でのメモ。敬称は「氏」に統一。 「デジタル化さ…

大学図書館問題研究会近畿3支部合同例会「オンライン教材,教学IRと大学図書館」に行ってきた。〜その2

前回の続き。引き続き、xiao-2の聞きとれた/理解できた/メモできた/覚えていた範囲でのメモ。敬称は「氏」に統一。 「大阪府立大学における、学びの可視化の取り組み」(大阪府立大学高等教育推進機構 高等教育開発センター 星野聡孝氏) 船守さんのお話…