アンネの日記騒動は、海外でどう報じられたか。

 こういう事件があった。

NHKニュース:「アンネの日記」破られる被害相次ぐ(2月21日)

 本件はユダヤ人団体から批判の声明*1があったということもあり、海外メディアの報道が非常に多い。それをTwitter等で紹介してくれる人も多かった。ブックマークしていたら多すぎて訳がわからなくなってきたので、またしても*2ブログにまとめてみることにした。
 本日(2014/2/26)までにたまたま見つけたものだけで、追記していくつもりはない。とても追い切れないので。むろん網羅的ではない。
 英語版の新聞やニュースサイトを主に見たが、たまたま見つけられたニュースについては英語以外のものも載せた。意味はGoogle翻訳だより。それぞれの媒体の立ち位置はよく分からないので、解るひとが見たら変なラインナップになっているのかもしれない*3

 事件そのものへの感想はいったん措くが、日本の一地方の図書館で起きた事件が、これほど世界に広がるニュースになるというのは驚くべきことだと思う。当初インタビューに応じた都内の図書館の人も、まさか自分の答えたことがこれだけの人に見られるとは思ってもみなかっただろう。
 今後、当事者以外の図書館に対しても、この事件について外部から取材や意見が求められるような場面が増えるのかもしれない。その時、これだけの情報の広がりを意識しながら回答できるのだろうか。グローバル化という言葉の容赦無さをしみじみ感じる。

*1:Wiesenthal Center Expresses Shock and Deep Concern Over Mass Desecrations of The Diary of Anne Frank in Japanese Libraries

*2:昨年似たような内容でエントリを書いた。「2013-09-24 はだしのゲン騒動は、海外でどう報じられたか。

*3:なお、中国語と韓国語のニュースは見出しをコピペしたら文字化けしてしまったため載せていない。またトルコ語に翻訳されたものも1件見つけたが、サイトの趣旨がよく解らなかったので載せていない。