2012年の始まりに。

 あけましておめでとうも言わないうちに、七草粥の日。今さら昨年の総括をしてみる。

 2011年の記事は23件。あと1件多ければ「平均して毎月2回更新」の目標を達成できたのに残念。2010年が22件だからほとんど変わっていない。止めてはいません、という程度だ。
 カテゴリは「図書館」が13、「イベント」7。「調べたこと」が6。いずれもほとんど図書館がらみ、分かりやすく偏っている。「読んだ本」が3。読書量が少し落ちているな。反省。
 アクセスカウンターによれば、2011年の記事で多く見られたのはこのへん。

公契約条例と、指定管理者
Rubyと、図書館システムと。
図書館で予約の多い本は?
南三陸町図書館へ行ってきた。
図書館総合展に行ってきた。〜図書館政策フォーラム「東日本大震災からの復興と震災への備えに向けて」第2部「受援・支援を振り返る」

 どちらかというと、ふと書きとめてちょこっと調べた感じのものが多い。イベントレポートの方が書くのは大変なのだが、Web上に転がっていたものを書きとめるだけでも人様の役に立つことがあるのだな。

 2011年の自分の傾向としては、個々のサービスというより組織としての図書館や、それを取り巻く周りに関する話の方に興味が移ってきている気がする。災害の影響で否応なく社会だの地域づくりだのについて考えさせられ、今さら改めて「図書館って何だろう?」に至ったためかもしれない。また、ぐだぐだながらものごとを考え始めて2年も経てばそういうところに目がいくものなのかもしれない。もちろん周りのひとの影響もある。理由はひとつではないだろうけれど。


 さて、今年の目標は「更新頻度を上げること」。
 …なのだが、昨年も一昨年も同じことを言っててしかも変わっていない現状、同じではさすがに芸がない。少しは戦略的に基本方針を決めてみる。

  • イベントを活用する。

 「〜に行ってきた」類も含め、イベントレポートを書くのは労力がかかる。お出かけ頻度には物理的に限界があるし、記事の分量も多い。
 ただし事後に裏取りしつ反芻する分、勉強にはなる。むしろ書いてようやく身になる感じ。また、元来ナマケモノかつ飽き性な自分は、一人で持続的に勉強するのが苦手な上、本を読むより人が話してくれる方が頭に入りやすい*1
 イベントをただ受け取るだけでなく、ペースメーカーとして利用しながら、予習復習するのがよいかもしれない。現実に見聞きしたこととリンクさせることで、逆に勉強のための勉強になりすぎることを避ける狙いもある。予習で1エントリ、イベントレポートで1エントリ、復習で1エントリ、わぁ一気に更新3倍!…と、そううまくいくはずはないのだが(笑)

  • ちょこっと、調べる。

 最近の記事では、なるべく脚注をつけるように努めている。イベントで聞いた話を受け売ってるだけの記事でも、ちょこっと調べればよりもっともらしく受け売りができる。スーパーのお惣菜にひと手間加えるだけで我が家の味に、みたいなものだ。いまのところ記事を書くついでにググってみる程度だが、できればオンラインで手に入らない情報も参照してできるといい。これを真面目にやれば読書量だって増える!…はず。
 「みききしたこと」に触発されて「おもうこと」を書くという基本方針に、プラスα。「みききしたこと」を、もうちょっと主体的に「みききする」。

  • 健康第一。

 とは言え無理をしては長続きしない。ゆるゆるぐだぐだ、できるペースで。


 ということで、今年もよろしくお願いします。

*1:プレゼンター次第ではあるけれど