最近読んだ本。
だらだらと。
- 作者: 梶井照陰
- 出版社/メーカー: フォイル
- 発売日: 2008/02/08
- メディア: ペーパーバック
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廃校になった校舎、元猟師のお宅の床に敷かれた熊の毛皮、痛々しいほど腰の曲がった体で野良仕事をするお年寄り。虚ろとも穏やかとも疲れ切ったとも、なんとも言えない表情でカメラを見つめるおばあさん。インタビューの文章より、写真が何倍ものことを静かに語る。
災害続きだった今年の夏。この村で災害が起きたら、このおばあさんはどうなるだろう。そんなことを考えさせられる。
- 作者: 小田光雄
- 出版社/メーカー: 論創社
- 発売日: 2008/05
- メディア: 単行本
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昔ながらの古本屋を含む書店から、ブックオフ(新古書店)への移行。それは対象が「読者」から「消費者」へ変化したことと並行する。読者にとっての読書はご飯のように大事にすべきもの。一方、消費者にとっては「エサ」として大量消費するもの。出版業界は「消費者」にコミットすることで大きくなりすぎた。これからは「読者」だけを相手にするダウンサイジングが必要になる…という主張。
非常に納得する点もある一方で、じゃあ消費者を読者に変えていく方策は?と思う。通の客しか相手にしないよと言っているだけでは、ダウンサイジングではなくて沈下する一方にならないだろうか。
- 作者: 築山節
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2005/11/08
- メディア: 新書
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インターネットは情報を劇的に探しやすくする。人が自分の頭で情報を探し、フォルダ化し、うろ覚えのものを引っ張り出し、言語化する作業を代わりにやってしまう。それが便利なわけだけれど、危険でもある。
- 作者: 大倉崇裕
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
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