2015年にみききしたもの。
2015年にみききしたものを振り返ってみる。
- 読んだ本
読書記録を振り返る。内容を忘れてるものが結構多く、雑な読み方をしていると反省。せめていくつかピックアップすることで、自分の忘却力への抵抗とする。
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- 上流工程でステークホルダーの要求がまとまる技術
上流工程でステークホルダーの要求がまとまる技術 (エンジニア道場)
- 作者: 大川敏彦
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2010/10/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- わたしはコンシェルジュ
- 作者: 阿部佳
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/06/15
- メディア: 文庫
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- ラーニング・アロン 通信教育のメディア学
- 作者: 佐藤卓己,井上義和
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2008/04/01
- メディア: 単行本
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- 地方改良運動期における小学校と地域社会
地方改良運動期における小学校と地域社会―「教化ノ中心」としての小学校 (学術叢書)
- 作者: 笠間賢二
- 出版社/メーカー: 日本図書センター
- 発売日: 2004/01
- メディア: 単行本
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- 商店街はいま必要なのか
商店街はいま必要なのか 「日本型流通」の近現代史 (講談社現代新書)
- 作者: 満薗勇
- 出版社/メーカー: 講談社
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- コンゴ・ジャーニー
- 作者: レドモンドオハンロン,Redmond O'Hanlon,土屋政雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/04/01
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- 作者: レドモンドオハンロン,Redmond O’Hanlon,土屋政雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
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- 展示など
自分はそれほどマンガ・アニメ・ゲームへの造詣が深くない。中には好きな作品もあったけれど、全体としてはひとつの展示として解説と作品紹介を楽しんだ。同時に、この手のものを展示する難しさも感じた。アニメは絵が動いて声が出てないと理解しにくく、ゲームは遊んでみないと理解しにくい。会場にも、ダンスダンスレボリューションが実際プレイできる状態で設置してあるなど、ずいぶん工夫が感じられた。この分野はすごい量の知識の蓄積がされているのだろうけれど、その知識を次世代まで伝えるにはどうすればいいかという課題にまさに直面している段階なのかもしれない。
自分が行った時はものすごく混んでいて、ひとつの作品の前から10分ほども動けないくらいだった。肉筆画はとても美しく、保存状態も良かった。秘蔵されてきたことで傷んでいないという面もあるのだろう。よくそんな表現を思いついたなと笑ってしまいたくなる作品もあった。全然いやらしくないという感想を持つひともいたようだが、感覚はいろいろで、自分の場合はちょっとだけ恥ずかしかった。エロティックアートであるというのは事実なので、「面白いけどちょっと恥ずかしい」くらいの感覚で接する文化というのもアリではないかな、と思っている。
見せ方がすごくうまいと思った。科学書でしかもほとんど洋書というマイナーな展示を、うまく体系立ててある。会場中心に各学問の発達と関連をイメージ化したオブジェのようなものがあり、それぞれのコーナーにもそのオブジェのミニチュアがあって、全体の中でどこにあるか確認できる。もっとも自分は解説ツアーを聞けたのでさらに分かりやすかったということもある。来場者に、若い男性が多いのも比較的珍しく思った。
展示方法はわりと大胆。会場は明るいし、ケースも側面がベニヤ板みたいな奴で、見ながらうっかり寄りかかったらキャスターがずずいと動いてたまげた。温湿度管理をしているようにも見えなかった。極め付けは入口近辺の「本の回廊」で、古そうな洋書が図書館のように書棚に並べてあり、触ることを妨げるものもない*2。
展示されているものは貴重書とは言え活字本だし、「本の回廊」は現役もしくは複本の図書館蔵書で作られているように見えた。リスクとメリットを天秤にかけて、美術展示ほど守りを固くしない方向を選んだのだろう。
三つ通しての感想は、分野をとわず、体系的に分類・整理して見せることの大事さ。
- イベントなど
2015年に聞けたイベントはこれだけ。図書館総合展にも全国図書館大会にも行かなかった。
*1:著者の勤務先ヨコハマインターコンチネンタルホテルの宿泊プラン一覧http://www.interconti.co.jp/yokohama/stay/plan/index.html
*2:ただし本を手に取った来場者は警備員に注意されていたので、一応触ってはいけないことになっていたようだ。
*3:2015/12/1egamiday3:ワークショップ「日本美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言II」(海外日本美術資料専門家(司書)研修・2015)のメモ)