最近読んだ本。
ちゃんと感想書きたい、などと言って溜めておくと結局忘れてしまう。脈絡もなく羅列。
- 作者: デボラウェアリング,匝瑳玲子
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2009/09/17
- メディア: 単行本
- クリック: 24回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
もちろん夫の介護も大きな要素だが、しかし著者のバイタリティは予想の斜め上をいく。医学文献を読みあさり、専門家にインタビューをする。記憶障害の患者に適切な介護サービスの設置を求めて社会運動を起こし、ドキュメンタリー番組で世論に訴え、ついに政府を動かす。「闘病」というけれど、闘う相手は病気そのものだけじゃないのだと思い知らされる。
活動の始まりになったのが医学部図書室だということも注目ポイント。日常にあるもろもろの危機に対処するための場所として、図書館(室)が機能している。
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 152回
- この商品を含むブログ (562件) を見る
ただ肝心の謎解きにも医学的な知識が絡んでくるので、ちょっとすっきりしない部分はあった。「〜は不可能」と登場人物に説明されれば、素人の読者としては「できないんだ」と思うしかない。それを後で「実はこういう方法を使えば可能です」と言われてもなぁ、とは思う。話が面白いのでどうでもいいけど。
- 作者: 牧野武文
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2010/01/23
- メディア: 新書
- 購入: 7人 クリック: 410回
- この商品を含むブログ (76件) を見る
しかし、意地悪な見方をすればそれが一番怖いとも言えまいか。金のために暴走する人は金で解決できることもあるが、信念で暴走する人は止めようがないよね。
会社人間だった父と偽装請負だった僕―さようならニッポン株式会社
- 作者: 赤澤竜也
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/01/30
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
自分と違う世代の人について考えたい時、読むといい。
- 作者: 芳崎せいむ
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/10/30
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 193回
- この商品を含むブログ (42件) を見る